今日もいつもと変わらない日だ


そう、いつもと変わらない日


ただ・・・


少しいつもよりも五月蝿い日かもしれない




は仲間のいる部屋に向かった。

部屋の扉の前まで来ると五月蝿さはいっそう増してきた。

声からしてナランチャとミスタの声だ。

扉を開けると案の定その二人が口論していた。


「俺だ!」

「いいや、俺だね!」

二人は口論。横ではフーゴが五月蝿そうに…寧ろ切れる寸前っぽい感じで本を読んでいる。

アバッキオは耳栓をして茶を飲んでいるし、ブチャラティは窓辺で外を見ているようだ。

ジョルノはと言うと、別に何をしている様子はなかった。

「あんたたち何やってんの?」

ちょっとウザそうに言いながら部屋に入ると二人の口論はハタと止まった。

他は各々の事をしている。

「あ〜!!」

「お、!丁度いいところに来た、答えてもらいたいことがある、ちゃんと答えろよ!?」

・・・どうやら二人の話題はのようだ。

ミスタの言葉にむっとしては口を開いた。

「ミスタ、あんたそれ人に物を頼むときの言葉!?頼み方ってもんがあるでしょ!」

言いながら扉を後ろ手で閉めて歩み寄る。

そして、そんなの言葉はほったらかしていきなり二人から本題・・・

「ねぇ、俺とミスタどっちのことが好き?」
「おい、おれとこいつ(ナランチャ)どっちのことが好きだ?」


 ・・・・・・・・

「はぁ!?」

妙な問いに素っ頓狂な声をあげる

二人は至って真剣な眼差しでからの返答を待っている。

突然のことに頭を掻く

詰め寄ってくる二人。

「ねぇ?」
「どっちだ?」

ちょっと後ろにたじろぐ。

周りのやつらも、何気にそば耳立ててその様子を窺っていたりする(笑

「ど、どっちも好きだよ(汗笑」

ちょっと苦しげに答える。

「どっちかだよ!どちらもでも、はダメ!」

ナランチャに即答された。

横でミスタも首を縦に振っている。

「どっちかといわれても・・・」
(このままどっち言ってもまた五月蝿いことになるじゃないのよ・・・!それに私が好きなのは・・・・・)

頭の中で格闘する

痺れを切らして待ちわびるナランチャとミスタ。

そして、これを見届ける(?)4人。

「え・・と、どちらかというと・・・・」

「「どちらかというと・・・?」」

固唾を飲んでその答えを待つ二人。

「ん〜〜・・・強いて言えば・・・・・・・・・」

「「強いて言えば・・・?」」

((((強いて言えば・・・?))))

心の中で反復する4人(笑

そんなことを知らない3人。


突然歩みだす

いろんな期待をしているナランチャとミスタを素通りして周りに居た4人のうちの一人の腕を掴んだ。

そして・・・

「強いて言えばジョルノかな」


 ・・・・・・・・・

「「「「「「何ィぃぃぃっっ!?」」」」」」

全員いっせいに声をあげる。

先ほどまで見てみぬふりをしつつ、そば耳を立てていたフーゴ、アバッキオ、ブチャラティの三人は凄い勢いでジョルノの方を振り向き、
当の本人のジョルノはそれ以上何も言えないでいる。

ナランチャとミスタは…凄い落ち込みよう。

「と言うことで、少しジョルノ借りるわね」

そういうとジョルノの腕を引いて部屋から出て言った、寧ろ逃げていった。

部屋に残された5人は微妙な心境だった。




部屋を出たはジョルノをつれてこの屋敷の屋根に出た。

屋根の瓦は茶で空の青と雲の白に良く栄えた。

2人はそこに腰を下ろした。

「ごめん、巻き込んで。・・・本当にあの2人何考えてんのかしら」

そういうと手を組んで頭の後ろに回して仰向けになった。

横にいるジョルノは座っている。

「別に気にしなくていいですよ。ちょっとびっくりしましたが、
さっきの言葉が嘘でもぼくはのことが好きですから」

「ふ〜ん、そうなんだ、わたしのことが・・・」



 ・・・・・・

(何だって・・・・・?)

かなり鈍い

少し間があった後、いきなり起き上がった。

「・・・今、なんて?」

聞き返す

そして、笑顔で返すジョルノ。

「ええ、ですからあなたのことが好きと言ったんですよ、

その笑顔にやられて顔が赤くなる

微妙に動揺する。

「ジョルノのことは好きだよ、嘘じゃないし、特別な意味で好きだ、
・・・けど、ジョルノの言う好きって言うのはどういう意味なの・・・?」

顔を少し俯かせ、顔を赤らめながら言う姿は普段の強気なからは想像できない一面だった。

「ぼくも特別な意味で好きですよ」

それを聞いて、不意には顔を上げた。

ジョルノの顔が至近距離にあった。

いつの間にと思ってびっくりしていたらキスをされた。

触れる程度の軽い、優しいキス。

四つんばいの状態だったジョルノはそのまま立ち上がると屋根裏に繋がっている窓に向かった。

依然、はびっくりしたままで、殆ど放心状態だ。

!!」

呼ばれてはっと我に戻る。

ジョルノの居る方を見るともうすでに屋敷内に入るところだった。

「な、何???」

取り敢えず、返答。

「明日、仕事がなければぼくに付き合って下さいね!」

笑顔で言って姿を消した。

「・・・・え?今のは、明日デートしてくれって言う風にとっていいんデスカ??」

今更顔を真っ赤にする。

鳥が羽音を立てながら頭上を飛んでいく。



(こんな日もありかしら・・・・)



そんなことを思いながらはジョルノの後を追って屋敷内に入っていった。








明日からは今までと違う日が始まる


今までとちょっと違う”いつも”が始まる





そんな気がする・・・・・












(おまけ)

その後、部屋に戻ったジョルノは、意気投合したナランチャとミスタにスタンドで追われたとか追われなかったとか。



  〜〜fine〜〜

                                             モドル

初ジョジョ夢。ジョジョ夢少ないなぁ(寧ろないに近い)とか思って探してたんですけど、
結局自分で書きました。これからほかのキャラもやってく気満々でいます。めざせ、オール
キャラ!!(爆死)リクとかお待ちしてます。寧ろ、誰か私にジョジョ夢下さい(ヲイ)
・・・てか、この話微妙。なんかジョルノの性格が凄くビミョ。・・・・・すみません、
さん(汗)そして無理矢理終わらせたっぽい話で、しかも話がかなりの急展開をして
いる・・・・・(爆死)マシな話が書けるように努力します(滝汗)









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